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劇団『笠戸丸』 ピラール公演&交流
劇団『笠戸丸』 ピラール公演&交流

  

 2009年2月11日の午後、劇団『笠戸丸』の皆さんを乗せたバスがピラール・ド・スール文協会館にやってきました。劇団『笠戸丸』は昨年のブラジル日本移民百周年に合わせ、熊本県の劇団員の有志が集まって結成された劇団です。昨年、日本で行った公演が好評でブラジル公演が行われることになり、今回@弓場農場AプロミッソンBピラール・ド・スールCサンパウロ文協、の4か所で公演を行いました。
 ピラール・ド・スール日本語学校ではこの機会に、劇団員と皆さんと交流活動を行いました。劇団員の皆さんは準備や練習で忙しく、またハードスケジュールで疲れていたと思いますが、笑顔で楽しく生徒達と交流してくれました。



2月12日(木)   〜交流活動1〜
1時間目 生徒全員とゲーム
   <グループ作り>
      
先生が言った動物の名前の仮名の数と同じ数のグループを作ろう!
         
例:ゴリア→3人、オーストラリアおおみみず→12人

もう一人〜!


ふーひと安心。
あ、まだの人がいるね。

あと2人〜!
こっち〜〜!

えーっと、
何人だっけ?

よかった、
ぼく達はO.K.

  <仲人探し>
    紙を取り、そこに書いてある名前と同じ紙を持っている人を探してペアを
    作り、さらに向こう側でも同時に行われている同じ名前のペアを探そう!
  
      例:高学年(ゆみ)ー(ゆみ)中学年    低学年(ゆみ)ー(ゆみ)劇団員
               【ペアを作る】 ー 4人組になる ー
 【ペアを作る】


よーい、ドン!
猛ダッシュ!

「まさみ!」「まさこ!」
「まさき!」「まさお!」

劇団員も負けじと
ダッシュ!

どこにいるんだよー!?

「ANA MARIA!」
「アナ・・アナ・・○☆▼」
  そして・・・



勝者達!

  <だるまさんがころんだ>
    日本の伝統ゲーム(70人バージョン!)


はじめのい〜〜っぽ!


鬼は山南純平さん!
だるまさんがころんだ!

劇団笠戸丸、
山南、跳びまーす!

張り切る劇団員!
「なつかしいぜ!」

もう少し!


それ、今のうちに前へ〜!

捕まってしまった・・・・


おりゃ〜〜〜!



げっ!こんなにいっぱい近くまで・・・

セーフ!・・・って一体
どんな格好を・・

2時間目  5年生・6年生・上級生とインタビュー

    それぞれ3人・3人のグループになり生徒からインタビュー!
    どんな質問が出たのでしょうか!? 


インタビュー
の詳細は
ここをクリック!


授業後  CAFE(カフェ)

      3日間、劇団員の食事の世話をしてくれた婦人会・母の会の方が、生徒達の分まで
     おやつを用意して下さいました。

ここでも自然に劇団員と生徒の交流が。
もう完全に打ち解けたね。

おいしいねー。


みんな普通に日本語でしゃべってます。

何の話?
ぼくにも教えて。

2月11日   〜交流活動2〜

1時間目  4・3・2・1年生とゲーム

  <フルーツバスケット> <震源地> <じゃんけん列車>


罰ゲーム1
(田中幸太 編)

罰ゲーム2
(  編)

ん、ん!?水野先生が
生徒と劇団員に!?

「はーい」


ん〜誰がリーダーなんだ?

何だ、そのポーズは!?


「じゃんけん・・・
ぽん!」

「うわっ、負けた!」



それそれー
長い列車になったぞー

同じ劇団員には・・・
負けられぬ!


2月13日(金) 夜   〜公演〜


 
 公演に先駆け、第一部としてピラール・ド・スール文協の太鼓部『親友太鼓』の発表。

 劇団『笠戸丸』 「ボクノフルサト」
笠戸丸によって始まった移民の話を、移民の父「上塚周平」さんにスポットを当てた、笑いあり、涙あり、感動ありの素晴らしい劇でした!!


 第一部、『親友太鼓』の次はソーラン部。先輩達による『ソーラン2006』
 〜生徒の作文(原文通り)より〜

こんなすごい劇を見ているとやる気も出てきて、「次の日本語学校の劇も頑張ってやるぜ」と独り言を言いました。
 劇団員達の話している様子や服装の工夫などもすごく印象に残っています。


皆は本当に上手かったです。それに歌もダンスを混ぜたりして、そして光の使い方もすごかったです。

周りに誰もがいないと感じるぐらい劇は面白かった。泣いたり笑ったり、いろんな気持ちが混じってしまってその時に
 感じたものをうまく伝えられない。でもとにかく胸がいっぱいになって心が温かくなった。


あっ・・・本当にカッコいいな。すげえな。練習より十倍は迫力があるな。これが本気か。

  公演後は打ち上げ会
    5年生以上の生徒からは、インタビューしたものを生徒がそれぞれまとめた
    『劇団員紹介』を劇団員の皆さん一人一人にプレゼント!
    4年生以下の生徒からは『寄せ書き』を劇団にプレゼント!


『劇団員紹介』は書いた生徒からその劇団員に手渡しました

皆さん、とても喜んでくれました。

これが最後の交流の場と思うと・・・

『寄せ書き」は伊藤さゆりから山南さんに渡されました


 ピラール日本語学校には、ちょくちょく日本の人が訪ねに来てくれるのですが、こんなにもたくさんの日本人が、しかも元気で生徒達と友達のように話してくれる楽しい人達がたくさん来てくれたのは初めてです。
 生徒達は日本語で話したり話そうと頑張ってたりしていました。この機会こそが、生きた日本語の授業であり、日本語を勉強する目的・意義だと思います。みんな、「日本語を勉強してきてよかった」「日本語がわかるから、劇団員の人とコミュニケーションがとれて楽しかった」と感じたのではないでしょうか。
 そして、日本語だけでなく、この3日間、生徒達は劇団員の人と話をしたり劇を見たりして、色々な事を感じ、色々なものを勉強したようです。

 この3日間・この出会い・体験を、特に心を残っていることを中心に、上級生・6・5年生が作文にまとめました。皆書きたいことがいっぱいあったようで、枚数が多くなりここで全部を紹介することはできませんがその一部をします。  
   

『劇団笠戸丸有り難う』
『劇団かさと丸』
『楽しかった日』
『私の思い出』
『あたまにのこるきおく』  
『劇団かさと丸と一緒』
『過ぎ去った最高の三日間』
『いつまでもインマイメモリー』

『 』





作文のハイライトは
ここをクリック!
 


 最後はみんなで記念撮影!
   素晴らしい交流、
    素晴らしい公演、
     素晴らしい劇団員の皆さん、
 移民100周年が過ぎ、新しい100年の始めの年に、
劇団『笠戸丸』「素晴らしいもの」をブラジルに、そしてピラール・ド・スールに運んでくれました。

 劇団「笠戸丸」の皆さん、この3日間本当にありがとうございました。
 この出会い、思い出は一生忘れず心の中に残ります。そして、またいつかきっとどこかで出会える時が来ると思います!
 ・か・「ま〜たね〜!!」



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